ITパスポート合格までの道筋と勉強時間
こんにちは。てちこまです。
今日は ITパスポート合格までの道筋と勉強時間を考えていきたいと思います。
ITパスポートはIPA独立行政法人情報処理推進機構主催のCBT方式試験です。
この試験は一般的にIT業界未経験でこれからITの知識を広く身に着けていくための一歩目、ぐらいの位置づけになっています。
ということで難易度はかなり低いです。
しかし、侮ってはいけません。というよりも過去問題を解けばパターンを覚えてしまい細かい用語の意味など知らずとも受かってしまいます...
それではハッキリ言って資格取得の意味が薄れてしまいますし次の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験取得への足がかりとして不十分です。
※過去問題はこちらのサイトが非常に良く出来ており私もよく利用させていただいています
それではどうするべきなのか?私が無知識から1週間で受かった際の流れを記します。
1.まず過去問題を見ましょう
まずは過去問題で相手を知りましょう。実はITパスポートはITの会社での立ち位置(ITを導入するときに注意するポイントや法律に関する事項など)を問う問題が多めに出題されます。
これはITパスポートが開発者向けの試験でなくITを活用して働くすべての人に向けて作られた試験であるからです。
ですので、業務経験や社会経験がある程度ある方、法律関連に詳しい方ですとその分野に関しては一般常識問題としてサクサク最初から解けてしまう可能性があります。
勉強時間の短縮にも繋がりますのでぜひ始めに過去問題を1年分解いてみることをおすすめします。
2.書籍で学ぶ
私は上記で述べたような社会経験があるわけでも法律関連に詳しい型わけでもなかったのでセオリー通り書籍を一冊購入し勉強しました。
私が使ったものはこちらですが、サンプルなど他の書籍も見て自分にあったものを活用しましょう。
キタミ式の良いところはイラストと説明をうまく活用して0知識の人にも分かりやすくアルゴリズムやハードウェアの仕組みなど専門知識を説明している点です。
イラストはほぼすべて意味のあるイラストですので表紙で釣る参考書で失敗したことがある方もご安心ください!
以上のように読みやすい参考書を一回通しで読んでみましょう。
3.過去問題を再度解く
※過去問題は上でも記載しましたが無料で公開されていますので書籍で過去問題を購入する必要はありません!!
参考書がきちんと読み込めていれば初回の点数よりグッと点数アップしているはずです。
2~3年分解いて苦手範囲を見つけ出し参考書で再確認しましょう。問題の解説も理解の助けになりますので悩んで解答した問題や間違えた問題は欠かさず確認しましょう。
4.2と3のループ!
要領のいい人は1週目で合格点を余裕で超えてくるのではないかと思います。本番で難易度が急激に上がるような試験でもないので過去問でコンスタントに8割以上取れたらほぼ間違いなく受かるといっても過言ではありません。
逆に合格ラインの6割ぐらいで本番に望むと数点の差で落ちるということがよく起きるので注意しましょう。(IPAは合格率を一定に保つため点数の調整を内部で行っており問題によって点数の配点が違います。体感で6割以上正答しても調整で落ちるということがよく起きます。)
まとめ
以上で終わりです。「え、注意するポイントとか特別な勉強法とかないの?」と聞かれそうなところですが残念ながらITパスポート試験に関してはヤマカンや特殊問題はありません。
つまりそこまで対策に力を入れるほどお堅い試験じゃない、ということです。
会場に予約をして受けに行かないといけないので勉強時間がとれそうな期間の終盤に試験日を予約してしまい背水の陣で一気に勉強してしまうのがいいかなと思いますw
会場でPCを利用した試験になれていない方は事前にITパスポート公式ページのCBT試験の説明をよくご確認ください。
基本情報技術者、応用情報技術者試験の勉強についてもまとめて行こうと思いますのでそちらに関してはしばしお待ちを...